ここみ堂だより 12月号

今年も1年ありがとうございました。 寒さに気をつけて、あたたかく穏やかな年末をお過ごしください⛄❄️

★年末年始お休みのお知らせ★

2025年12月28日(日)~2026年1月4日(日)

上記期間を年末年始の休業日とさせて頂きます。

1月5日(月)から通常営業となります。宜しくお願い致します。

~ 冬に気をつけたい「低体温症」 ~

寒さが厳しくなるこの季節、手足の冷えやだるさが気になることはありませんか?

高齢の方は体温を保つ力が弱く、気づかないうちに体が冷えすぎてしまうことがあります。

「なんとなくだるい」「動きがにぶい」と感じたら、体温が下がっているサインかもしれません。

低体温症とは

低体温症とは、体の深部の温度が 35℃以下 に下がった状態のことです。

体温が下がると血流が悪くなり、体の働きが鈍くなります。軽度では手足の冷えやふるえ・眠気・動作がにぶくなる症状が出ますが、放置すると意識もうろうや脈の異常など、命に関わることもあります。

「低体温症=雪山などで起こるもの」と思われがちですが、家の中でも起こることがあります。

暖房を控えたり、夜間の冷え込みに気づかなかったりすることで、知らず知らず体温が下がる「室内低体温症」が増えています。

室内でも注意が必要

冬の家の中は暖かく感じますが、夜や朝方は室温が下がりやすくなります。

特にトイレや脱衣所は冷えやすい場所です。

室温は 20〜22℃ を目安に保ち、厚手の服1枚よりも薄手を重ねる「重ね着」が効果的です。

就寝中も冷気が入らないように、首・手首・足首を温め、靴下や腹巻きを活用しましょう。

夜間トイレに行く際は、脱衣所に小型ヒーターを置くなどの工夫もおすすめです。

食事と生活で体の内側からあたためる

体を温める食材を意識して取り入れましょう。

しょうが・ねぎ・にんじん・ごぼう・れんこん・かぼちゃなどの根菜類は、血流を良くし体を温めます。

温かい汁物やスープに加えると、消化もよく、体の中からじんわり温まります。

冷たい飲み物やアイスは控え、白湯や温かいお茶をこまめにとりましょう。

入浴はぬるめのお湯にゆっくり浸かり、体を芯まで温めます。

お風呂上がりはすぐに保湿や着替えをして、湯冷めを防ぎましょう。

また、食事はゆっくりよく噛むことで血流が促され、より温かさを感じやすくなります。

適度な運動で血のめぐりをよく

体を動かすことで筋肉から熱が生まれ、体温が上がります。

寒い季節はどうしても家でじっとしがちですが、短時間でも運動を取り入れることが大切です。

椅子に座ったままでも足首を回したり、かかとの上げ下げをしたりするだけで血流が改善されます。

朝のストレッチや軽い散歩、手足を動かす運動を習慣にすると、冷えにくい体を作れます。

筋肉量が増えると基礎代謝も上がり、日中も自然に体が温まります。

無理のない範囲で毎日少しずつ体を動かしましょう。