ここみ堂だより 7月号

~熱中症に気を付けよう~

熱中症は重症度によって「現場での応急処置で対応できる軽症」「病院への搬送を必要とする中等症」「入院して集中治療の必要性のある重症」の3つの段階に分けられます。

軽症

・めまい、たちくらみ

・汗が止まらない

・こむら返り・手足の痺れ

➡対処

★冷やした水分・塩分の補給

★涼しい場所へ移動する

(室内の場合はエアコン等で室温を下げる)

★安静に

●中等症

・頭痛・吐き気

・体がだるい(倦怠感)

・ぼーっとする(虚脱感)

➡対処

★涼しい場所へ移動

★十分な水分・塩分の補給

★衣類を緩め体を冷やす

★安静に

★自分で水分を摂取できない場合は、医療機関を受診

●重症

・真っ直ぐ歩けない

・けいれん・体が熱い

・呼びかけの返事がおかしい(意識障害)

➡対処

★直ちに救急車を呼ぶ★

⇒救急車を待つ間

◎涼しい場所へ移動

◎衣類を緩め体を冷やす

◎安静に

◎無理に水を飲ませない

軽症であっても症状が改善しない場合や、悪化した場合はすぐに医療機関を受診しましょう。