ここみ堂だより 5月号

~眠りの質を高めよう~

●眠りで大切なのは量より質

健康を維持するためには、十分な睡眠を確保する必要があります。まずはしっかり睡眠をとることが重要です。では1日の睡眠時間はどれくらいあれば良いでしょうか?

一般的に「理想的な睡眠時間は8時間」などといわれますが、適切な睡眠時間というのは人それぞれで、大切なのは時間ではなく「眠りの質」です。

質の高い眠りとは、朝目覚めたとき「ぐっすり眠った」という感覚が得られる眠りです。
とくに健診結果で血圧・血糖値・BMI・腹囲などが基準より高い場合は、

意識して睡眠をとるよう心がけましょう。

●質の高い眠りは規則正しい生活から

質の高い眠りを得るためには、規則正しい生活を心がけることが何よりも大切です。

私たちの体の中には生命活動を営むための「体内時計」があり、

朝になって光を浴びると体内時計がリセットされて、“1日24時間”のリズムに合わせてくれるようになっています。この体内時計のリズムに合わせて規則正しい生活をしていれば、夜になると自然と睡眠の準備が整って質の高い眠りが得られます。

また、夜型の生活が定着しているという人は、朝目覚める時間を決めて、目覚めたら朝日の光を浴びるようにして、体内時計をリセットしましょう

★快眠を誘う生活習慣のPOINT★

・1日3食の食事を規則正しくとる

・ 寝る時間と起きる時間を毎日一定にする

・朝、目覚めたら自然光を浴びる

・ 就寝3時間くらい前に適度な運動を習慣にする

・入浴は就寝2~3時間前に

・ 就寝前はカフェインを含む飲食物は控える

・就寝前はPC、タブレット端末、スマートフォンなどの画面を長時間見ない

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