ここみ堂だより 9月号

高血圧ってどんな病気?

高血圧とは、血管の壁に内側からかかる圧力が通常より大きい状態のことです。

絶えず強い力で血液を送り出さなければならず心臓や血管に負担がかかり、血管がつまったり・破けたりしてしまいます。また高血圧にはホルモンの異常や腎臓の病気などが原因で起こる「二次性高血圧」と、はっきりとした原因がわからない「本態性高血圧」があり、そのほとんどは後者のタイプです。もともと日本人は血圧が高くなりやすい遺伝子を持っており、本態性高血圧はそうした体質にさまざまな生活習慣が加わって起こると考えられています。高血圧になると、心臓は絶えず強い力で血液を送り出さなくてはならず、血管は強い圧力を受け続けることになります。しかし、自覚症状がほとんどない為、放置している人も少なくありません。しかしそのままにしていると、心臓の負担や血管のダメージが大きくなり、やがては重大な病気を招くことになります。

高血圧は放っておくと、重大な合併症を引き起こします。そうならないため血圧を高めたり、血管の寿命を縮めてしまう悪しき生活習慣をきっぱり断ちましょう。

☆家庭でできる高血圧予防の6つのポイント☆

Point 1 食事

•塩分は1日6g未満を目安に

•野菜・果物・魚を意識してとる

•加工食品や外食は塩分が多いので注意

●Point 2 運動

•1日30分程度の有酸素運動(ウォーキングなど)を習慣に

•エレベーターより階段を利用するなど日常生活で体を動かす

●Point 3 体重管理

•適正体重(BMI25未満)を維持

•内臓脂肪をためすぎないように注意

●Point 4 お酒・たばこ

•飲酒は適量を守る(1日1合程度まで)

•禁煙は血管の健康に直結

●Point 5 睡眠・ストレス

•規則正しい睡眠で自律神経を整える

•ストレスをためすぎず、リラックスできる時間を作る

●Point 6 定期的なチェック

•家庭用血圧計で測定し記録をつける

•異常が続く場合は医療機関へ早めに相談

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