ここみ堂だより 9月号

秋バテとは?

●秋バテの症状

UV-Cはオゾン層によって吸収されて地球には届きませんが、UV-Aは5月・UV-Bは8月に最も多くなり目や皮膚などへの健康被害が懸念されています。

また、紫外線は地表面からも反射しており、反射率は地表面の状態によって大きく

異なります。例えば新雪では80%・砂浜で25%・アスファルトでは10%と言われているので、帽子や日傘では防げない下からの反射紫外線にも対策が必要です。「夏バテ」に比べるとあまり耳馴染みのない「秋バテ」ですが、秋バテで悩む人は意外と多く、最近少しずつ認知されるようになってきました。主な症状は、カラダがだるい・疲れがとれない・ヤル気が出ない・頭が痛い・めまいがする

・食欲がない・胃がもたれるなど夏バテに似たような症状です。

●秋バテの原因

秋バテが起こる原因は “秋の大きな変化”と“夏の疲れ”にあります。

カラダは自然環境とバランスを取りながら健康を保っているため、気候が変化すればその変化に合わせてカラダも順応させなければなりません。暑く湿気の多い夏から、涼しく乾燥した秋へ変わる気候の変化にカラダもついて行くのがやっとです。

さらに「女心と秋の空」と言われるように、秋は天気の変化と1日の寒暖差がとても大きい季節です。日中はまだ夏を引きずったかのように暑いのに、朝晩は驚くほど冷え込むので、カラダも体温調節に必死です。そんな変化の多い秋に、夏の疲れを引きずったまま突入してしまうと、カラダは悲鳴をあげて秋バテの症状がみられるようになるのです。

●秋バテの対策

秋バテの対策として、自律神経のバランスを整えることになります。

食事はバランスの良い食事を1日3食で規則正しく摂ること。食事中はゆっくりよく噛み、胃腸の状態を整えることが大切です。温度差対策としては、入浴が重要です。

身体を冷やさない・眠りをよくするためにも37~39℃程度のお湯で身体を温めましょう。半身浴でも全身浴でも、腹部をきちんと温めることが大切です。また体温調節のためには、運動が必要です。無理のない適度な運動をすることで、発汗機能を高めることができ身体の血行を良くすることで、肩こりの原因になる乳酸などの疲労物質を代謝させることができます。運動して少し疲れた程度で、十分な睡眠をとるようにします。睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、症状が悪化していきます。

環境温度を整えるためには、無理をせず衣服などで調節しましょう!

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