ここみ堂だより 1月号

新年、明けましておめでとうございます。
昨年は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

●ノロウイルスとは…?

胃腸炎を起こす感染症は複数ありますが、ノロウイルスによるものをご紹介します。

ノロウイルス感染症は、乳幼児から高齢者までの幅広い年齢層に急性胃腸炎を引き起こす

ウイルス性の感染症です。長期免疫が成立しないため何度もかかります。

1年を通して発生していますが主に冬場に多発し、

11月頃から流行がはじまり12~2月にピークを迎えます。

原因ウイルスであるノロウイルスは人の腸管内でのみ増殖しますが、

乾燥や熱にも強いうえに自然環境下でも長期間生存が可能です。

また感染力が非常に強く、少量のウイルス(10〜100個)でも感染・発症します。

●どんな症状?

嘔気・嘔吐・下痢(主症状)

その他、・腹痛・頭痛・発熱(軽度)・悪寒・筋痛・咽頭通・倦怠感など。

激しい嘔吐となるのが特徴です。下痢は水様便で一般的に1日に2・3回程度出ますが、

1日に何十回と下痢をするケースもあります。

通常1~2日程度で治癒し、後遺症もありません。

乳幼児や高齢者などでは頻回な下痢と嘔吐で脱水症状に陥るケースもあり、

嘔吐物による窒息のリスクも少なくありません。

●かかってしまった時の対処法

・有効な特効薬はなく対症治療中心 ・「脱水症状」になりやすいため意識的に水分補給

ノロウイルスには有効な抗ウイルス剤がなく、対症療法が行われます。

特に抵抗力の弱い乳幼児や高齢者が感染すると、「脱水症状」になりやすいので、

症状が少し落ち着いた時に、少しずつ水分補給を行ってください。

(乳幼児の場合、ジュースや牛乳などの濃い飲みものを与えたり、一気に飲ませると

吐き戻してしまうことがありますので注意してください。)

脱水症状がひどい場合には、病院で輸液(点滴)を行うなどの治療が必要となります。

下痢止め薬は、病気の回復を遅らせることがあるので使用しないことが望ましいでしょう。

🎉新年あけましておめでとうございます🎉

2025年がスタートしましたね!🌅✨
本年も「ここみ堂薬局」は、皆さまの健康と笑顔をサポートするために全力で取り組んでまいります💪💊

新しい年は、新しい気持ちでスタート!健康に関するお悩みや相談がありましたら、いつでもお気軽にお越しください😊🌈
また、今年も季節に合わせた情報やキャンペーンをたくさんお届けする予定ですので、どうぞお楽しみに!

2025年が皆さまにとって、健康で笑顔あふれる素敵な一年となりますように🎶
本年もどうぞよろしくお願いいたします!💖

●営業時間
【月・火・木・金】9:00~19:00
【水・土】9:00~13:00

●定休日
日・祝日、年末年始

●年末年始のお休みについて
誠に勝手ながら、2024年12月29日(日)~2025年1月3日(金)までの間は年末年始休業とさせていただきます。

2024年もついに終わりが近づいてきましたね!✨

今年も「ここみ堂薬局」をご利用いただき、誠にありがとうございました😊💊
皆さまの健康をサポートできることが、私たちにとって一番の喜びです🌸

この一年間、皆さまに寄り添いながら、安心してご利用いただける薬局を目指してきましたが、いかがでしたでしょうか?💬✨
来年も、もっと皆さまのお役に立てるよう努力を続けてまいります!

どうぞ良いお年をお迎えください🎍
2025年もよろしくお願いいたします🙌💖

●営業時間
【月・火・木・金】9:00~19:00
【水・土】9:00~13:00

●定休日
日・祝日、年末年始

●年末年始のお休みについて
誠に勝手ながら、2024年12月29日(日)~2025年1月3日(金)までの間は年末年始休業とさせていただきます。

【年末年始休業のお知らせ】

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、下記の期間を年末年始休業とさせていただきます。

●年末年始休業
2024年12月29日(日)~2025年1月3日(金)まで

●営業時間
【月・火・木・金】9:00~19:00
【水・土】9:00~13:00

●定休日
日・祝日、年末年始

ここみ堂だより 12月号

寒暖差アレルギーとは…?

寒暖差アレルギーは、医学的には「血管運動性鼻炎」と呼ばれています。

急激な気温変化による寒暖差で発症します。

鼻水やくしゃみが止まらなくなりますが、実際はアレルギーではありません。

寒暖差アレルギーの症状は風邪やアレルギー性鼻炎と似ていますが、

発熱やかゆみ・目の充血などがないのが特徴です。

寒暖差アレルギーの症状は?

寒暖差アレルギーには、以下のような症状があります。

ほかにも、食欲不振や不眠などの不調がみられることもあります。

 寒暖差アレルギー風邪アレルギー性鼻炎
鼻水透明でサラサラしている黄色っぽく粘り気がある無色透明だが、悪化すると 黄色っぽくなることもある
鼻づまりムズムズする数日続き、 次第に軽減していくつらい症状が 長期間続く
くしゃみ一時的に続くことがある3~4回続く場合もあるほぼ出ない
疲れやすさ伴うことがあるある悪化により 伴うことがある

★寒暖差アレルギーを予防しよう★

予防には日々の体調管理が大切です。以下のような対策をして、工夫してみてください。

1. 急な温度変化に対応できる小物を活用する

マフラーやカーディガンなどを持ち歩く・手袋や靴下などで手首や足首をしっかり守るのも

おすすめです。体に感じる温度差を、できるだけ少なくするのがポイント!

2.自律神経を整える

自律神経を整えるために、食事や睡眠など規則正しい生活を心がけてみてください。

3.適度な運動

ストレッチやエクササイズなどの運動を日常生活にとり入れて、

寒暖差に対応できる体づくりを目指しましょう。

ここみ堂だより 11月号

冬場は要注意!ヒートショック

●ヒートショックとは?

ヒートショックは『急激な温度変化により急激に血圧が上下することで、心筋梗塞や不整脈・脳出血・脳梗塞などの発作を起こすこと』です。

医学専門用語ではありませんが、上記の現象を示す医療用語として遍く使用されています。

温かい場所から寒い場所へ移動すると、交感神経が優位となり身体の熱を逃さないようにするため全身の血管を収縮させることで血圧が上昇します。温かい場所へ移動すると、

血管が広がり血圧が下がります。急激な温度変化によって血圧が上昇と低下を繰り返すことで負担がかかり、心筋梗塞や不整脈、脳出血・脳梗塞を誘発します。自宅内では暖房の効いたリビングから移動した先の廊下やトイレ、お風呂で頻発します。

●ヒートショックを起こしやすい人とは?

・高齢者(65歳以上)の方

・生活習慣病(高血圧・脂質異常症・糖尿病) の薬を飲まれている方

生活習慣病をお持ちの方は動脈硬化によって血管の柔軟性が損なわれている可能性があるため、血圧の変動幅が大きくなる傾向があります。

特に高齢者の方は、体温を調節する恒常性機能が低下しているため、外気の温度に合わせた体温調節機能が奏功せず、ヒートショックを起こしやすいといわれています。

●浴室や脱衣所でのヒートショック対策

(1)入浴前に脱衣所や浴室を暖めましょう。

(2)湯温は40度以下、湯船につかる時間は10分未満を目安し、しっかりと水分を摂ろう。

(3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。

(4)食後すぐの入浴や、飲酒後、医薬品服用後の入浴は避けましょう。

(5)入浴する前に同居者に一声掛けて、意識してもらいましょう。

一人暮らしの場合は外部と連絡がすぐ取れるように携帯電話を近くに置いておく、また共同浴場を利用するのも手です。ただし湯冷めに注意してしっかりと防寒するようにしましょう。

ここみ堂だより 10月号

秋に注意したい目の病気

読書の秋🍂暗い照明で字を読んだりする機会が増えて、

目が疲れやすくなったりしていませんか?

読書や勉強には正しい照明に気を付けましょう

●眼精疲労

一時的な目の疲れではなく睡眠を十分にとっても回復せず、

目の疲れが断続的に続くような状態をいいます。

●麦粒腫(ものもらい)

まつ毛の根元や裏側に細菌などが感染してまぶたの一部が赤くはれて、

かゆみから痛みを伴うような状態をいいます。

●中心性脈絡網膜症

網膜の中心にあり一番、物がよく見える黄斑がはれたりむくんだりして中心部が

見えにくくなったり、物が小さく見えたり時には中心のみ色覚異常が現れたりする状態をいいます。

●屈折異常

「近視」「遠視」「乱視」などのように目に入った光が目の奥にある

網膜の上で焦点を結ばないため、物がピンボケして見える状態をいいます。

目のケアの方法

・目の周りを軽くマッサージする。

・目の血行を促進させるため、蒸しタオルやおしぼりで温める。

(ただしひどい充血をしている時はアイスパック等で冷やしましょう)

・パソコンを長時間使用するときは一定間隔の休憩をとり、たまに遠くを見るよう心掛ける。

・涙の分泌を促進させるため、意識してまばたきをする。

ここみ堂だより 9月号

秋バテとは?

●秋バテの症状

UV-Cはオゾン層によって吸収されて地球には届きませんが、UV-Aは5月・UV-Bは8月に最も多くなり目や皮膚などへの健康被害が懸念されています。

また、紫外線は地表面からも反射しており、反射率は地表面の状態によって大きく

異なります。例えば新雪では80%・砂浜で25%・アスファルトでは10%と言われているので、帽子や日傘では防げない下からの反射紫外線にも対策が必要です。「夏バテ」に比べるとあまり耳馴染みのない「秋バテ」ですが、秋バテで悩む人は意外と多く、最近少しずつ認知されるようになってきました。主な症状は、カラダがだるい・疲れがとれない・ヤル気が出ない・頭が痛い・めまいがする

・食欲がない・胃がもたれるなど夏バテに似たような症状です。

●秋バテの原因

秋バテが起こる原因は “秋の大きな変化”と“夏の疲れ”にあります。

カラダは自然環境とバランスを取りながら健康を保っているため、気候が変化すればその変化に合わせてカラダも順応させなければなりません。暑く湿気の多い夏から、涼しく乾燥した秋へ変わる気候の変化にカラダもついて行くのがやっとです。

さらに「女心と秋の空」と言われるように、秋は天気の変化と1日の寒暖差がとても大きい季節です。日中はまだ夏を引きずったかのように暑いのに、朝晩は驚くほど冷え込むので、カラダも体温調節に必死です。そんな変化の多い秋に、夏の疲れを引きずったまま突入してしまうと、カラダは悲鳴をあげて秋バテの症状がみられるようになるのです。

●秋バテの対策

秋バテの対策として、自律神経のバランスを整えることになります。

食事はバランスの良い食事を1日3食で規則正しく摂ること。食事中はゆっくりよく噛み、胃腸の状態を整えることが大切です。温度差対策としては、入浴が重要です。

身体を冷やさない・眠りをよくするためにも37~39℃程度のお湯で身体を温めましょう。半身浴でも全身浴でも、腹部をきちんと温めることが大切です。また体温調節のためには、運動が必要です。無理のない適度な運動をすることで、発汗機能を高めることができ身体の血行を良くすることで、肩こりの原因になる乳酸などの疲労物質を代謝させることができます。運動して少し疲れた程度で、十分な睡眠をとるようにします。睡眠不足は自律神経のバランスを崩し、症状が悪化していきます。

環境温度を整えるためには、無理をせず衣服などで調節しましょう!

ここみ堂だより 8月号

紫外線とは…?

紫外線は、UV-A・UV-B・UV-Cの3種類に分けられます。最も有害と言われている

UV-Cはオゾン層によって吸収されて地球には届きませんが、UV-Aは5月・UV-Bは8月に最も多くなり目や皮膚などへの健康被害が懸念されています。

また、紫外線は地表面からも反射しており、反射率は地表面の状態によって大きく

異なります。例えば新雪では80%・砂浜で25%・アスファルトでは10%と言われているので、帽子や日傘では防げない下からの反射紫外線にも対策が必要です。

紫外線による健康への影響

紫外線にはビタミンDを合成し骨を強化する作用や細菌や、ウィルスを殺菌する作用がありますが紫外線を浴びることによって起こる様々な健康被害も指摘されています。 その中で問題になるのが皮膚がんです。これは紫外線が遺伝子を傷つけたり、細胞を修復する機能を抑制することが原因と考えられています。そして目への影響もあると言われています。例えば、すぐに症状が現われるものとして、強い紫外線を浴びたことにより角膜が炎症を起こす紫外線角膜炎があります。さらに紫外線を長期間浴び続けていると白内障や翼状片(白目の表面を覆っている組織が過剰に増殖して黒目に入り込んでくる病気)が起こりやすくなります。この他に紫外線は、髪や頭皮を傷めたり免疫力を低下させるので感染症にかかりやすくなります。

ここみ堂だより 7月号

~熱中症に気を付けよう~

熱中症は重症度によって「現場での応急処置で対応できる軽症」「病院への搬送を必要とする中等症」「入院して集中治療の必要性のある重症」の3つの段階に分けられます。

軽症

・めまい、たちくらみ

・汗が止まらない

・こむら返り・手足の痺れ

➡対処

★冷やした水分・塩分の補給

★涼しい場所へ移動する

(室内の場合はエアコン等で室温を下げる)

★安静に

●中等症

・頭痛・吐き気

・体がだるい(倦怠感)

・ぼーっとする(虚脱感)

➡対処

★涼しい場所へ移動

★十分な水分・塩分の補給

★衣類を緩め体を冷やす

★安静に

★自分で水分を摂取できない場合は、医療機関を受診

●重症

・真っ直ぐ歩けない

・けいれん・体が熱い

・呼びかけの返事がおかしい(意識障害)

➡対処

★直ちに救急車を呼ぶ★

⇒救急車を待つ間

◎涼しい場所へ移動

◎衣類を緩め体を冷やす

◎安静に

◎無理に水を飲ませない

軽症であっても症状が改善しない場合や、悪化した場合はすぐに医療機関を受診しましょう。